家庭でも相撲部屋の味 家でも出来る大相撲グルメ

ちゃんこ鍋

大相撲で日々激しい取り組みを繰り広げる力士の力の源と言えば、それぞれの部屋で食べるちゃんこ鍋です。このちゃんこ鍋は、部屋ごとに使うだしなどに特徴があり、そのどれも食が進むような工夫がされています。

例えば、尾車部屋のちゃんこ鍋には、ちゃんこ鍋にはおなじみの鶏団子にキクラゲが混ぜられていたり、それ以外のお肉にも下味が付けられるなどのご飯が進む調理をされています。他にも友綱部屋では、メインの具材を一つ決め、何でもかんでもごった煮にしないという事という流儀があるようです。こうした相撲部屋の味を再現したい時には、味のベースをちり鍋風か寄せ鍋風の味付けをすると良いでしょう。

相撲部屋のちゃんこのベースはほぼこの2つの系統に分けられるので、これらをベースにして、鶏肉やつみれなどの良質なたんぱく質が取れるような食材を使うとなお良いでしょう!

他にも相撲部屋で食べられているグルメに、力士味噌というものがあります。
これは、夏の暑い時期などに食欲が落ちてしまっている時にも、しっかりとご飯を食べられるように考案されたものです。味噌と名前が付いていますが、主な材料は鶏のひき肉で、それに味噌やみりんといった合わせ調味料でご飯が進むような味付けにして、それにニンニクや白ゴマなどの栄養豊富な具材を混ぜ合わせたものが力士味噌の基本形です。
この力士味噌も部屋ごとに伝統の味があり、先輩からちゃんこ番の後輩へ引き継がれていきます。
特に、トウガラシなどが使用されたピリ辛味が人気が高く、元力士の玉海力さんが商品化した力士味噌は大変好評を博しています。

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