行事や床山 大相撲の裏方の仕事

行司

横綱や大関など番付が上位の力士にスポットが当たりがちな大相撲の世界ですが、幕下でも多くの力士が熱い戦いを繰り広げており、力士以外の裏方でも大相撲にはたくさんの人が関わっています。

スポットが当たっている幕内上位の力士は大相撲の世界におけるほんの一握りの存在であるということを理解し、是非様々な面に注目してみましょう!

大相撲の裏方の仕事として、ポピュラーな存在なのが行司や床山です。力士と同じように行司や床山も相撲部屋に所属していますが、あまり知られていないかもしれません。行司の仕事は、相撲の取組の進行と勝負の判定です。
力士同様に行司の世界にも階級があり、一番下の階級が序ノ口格行司、一番上の階級が立行司です。立行司は力士の世界における横綱のような存在です。

床山の仕事は、力士の髷を結い上げることです。力士や行司と同じように床山にも階級が存在し、一番下の階級が勤続5年未満の五等床山、一番上の階級が特等床山です。
特等床山になるためには、勤続45年以上であることや年齢が60歳以上であること、優秀な成績を有しているという条件をクリアする必要があります。

大相撲の世界には力士だけではなく、行司や床山などの裏方の仕事もありますので興味を持つとより大相撲を楽しめるのではないでしょうか。

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